草加せんべいの庭店コンサート《古楽器シリーズ第3回 クラヴィコードと歌》~ドイツよりミヒャエル・ハイン氏を迎えて~
《古楽器シリーズ第3回 クラヴィコードと歌》~ドイツよりミヒャエル・ハイン氏を迎えて~
日時: 6月24日(金)午後7時~8時
料金: 大人2000円(前売券)、2200円(当日券)ともにお土産つき
高校生以下10円
出演者:北村哲朗(バリトン)、ミヒャエル・ハイン(クラヴィコード)
曲目:【クラヴィコード独奏】平均率クラヴィーア曲集より数曲、半音階的幻想曲(バッハ)
【バッハの歌曲】Bist du bei mir[あなたがそばにいたら](バッハ)
【イタリア古典歌曲】Nel cor piu non mi sento[うつろの心](G.パイジエッロ)
Caro mio ben[愛しい人よ](T.ジョルダーニ)、他
【日本歌曲】この道、待ちぼうけ、荒城の月、平城山、他
出演者プロフィール
● 北村哲朗(バリトン)
東京藝術大学声楽科、同大学院独唱科首席卒業。
1989年、ドレスデン国立音楽大学へ留学。卒業と同時にゲルリッツ歌劇場と専属契約、「カルメン」エスカミーリョ役でデビュー。
1993年ドイツ国家演奏家資格最優秀取得。1999年国立マリボーロ歌劇場に於いて「椿姫」のジェルモン役、2002年3月、歌劇「有馬皇子」(若杉弘指揮)、2003年新国立劇場の歌劇「ナクソス島のアリアドネ」ハレルキン役で出演。
現在、国内外で、ソロ・リサイタル及びオペラ、宗教曲のソロなど、多岐にわたる演奏活動を展開。ここ数年、イェルク・デームス氏とのリーダーアーベントを精力的に行う。
2006 年6月、デームス氏作曲オペラ「痴人と死」のタイトルロールを歌い、クラウディオ役でウィーンデビュー。同時に同曲のCD をデムジカよりリリース。
同年10月13日には、新宿文化国際交流財団主催の世界の7人のピアニストによるモーツァルト・ソナタ全曲チクルス・コンサートのイェルク・デームス氏の舞台後半にて、シューベルト歌曲「白鳥の歌」で共演。
また、2003年よりロシアのピアニスト、エフゲニ・ザラフィアンツ氏と共に国境を越えたドイツ・リートシリーズを開始。2005年6月には、同氏とSlavaレーベルよりシューベルト歌曲「冬の旅」をリリース。
他にルーチスより「ヴェルディ・デュエット集」 マーラー「子供の不思議な角笛」、フォンテックよりW.リーガー氏とのシューマン「詩人の恋」「ロマンティッシュ・コンサート」をリリース。
藤沼昭彦、中山悌一、L.ベルタニョリオ、K.ヴィドマー、H.ホッター、T.アダム各氏より薫陶を受ける。現在、東京室内歌劇場会員。二期会会員。都留文科大学非常勤講師。
● ミヒャエル・ハイン MichaelHein(クラヴィコード)
1966年2月15日、ドイツのハレ・アン・デア・ザーレに生まれる。
1982年からライプツィヒ・フェリックス・メンデルスゾーン音楽大学でピアノ、室内楽、コレペティツィオン科を専攻し、1987年にピアニスト、コレペティトゥアとして同大学にてディプロマ学位修了。
1991年から1993年までドレスデン・カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学大学院にて歌曲伴奏専攻、同年修了。1999年から現在に至るまでイェルク・デームス、べッティーナ・オットー各氏らに師事。
1988年、ドレスデン音楽大学において歌曲伴奏の常勤講師に就任、現在に至る。
1989年から1995年の間、ザクセン州立歌劇場ゼンパーオペラドレスデン内オペラスタジオにコレペティトゥアとして、また2002年からドレスデン聖十字架合唱団にてピアノ指導、及びドレスデンフィルハーモニー管弦楽団のオーケストラピアニストとして活動している。
日本での代表的なコンサートとして、 2001年6月6日、秋篠宮殿下と紀子様の駐日オランダ王国大使館ご訪問の際に催された、バリトン歌手北村哲朗氏との共演コンサート、同年7月17日、所沢市民文化センターミューズアークホールで所沢バッハ・アカデミーと共演したベートーベン「合唱幻想曲ハ短調 作品80」等がある。
1989年、ハンガリーのペーチ市ラジオ放送局にてラフマニノフ「前奏曲 ハ短調」を放送録音。またソリスト、歌曲伴奏者としてドイツ、日本、ハンガリー、オーストリア、フランス、アメリカ合衆国などで精力的に活躍中。