草加ってどんなところ?
草加市は埼玉県の東南部に位置する人口約22万人の都市です。古くから水にめぐまれた水田地帯として稲作農耕がさかんでした。やがて同じ水田を利用して祝事に欠かせないハスやクワイも生産されるようになり、今でも特産物として知られています。
江戸時代後期からは日光街道の宿場町として発展し、松尾芭蕉が奥州への旅の第一日めに足を進めた地として「奥の細道」に記されています。
大都市「江戸」と隣接しているという立地条件のもとにその後も発展し、「米どころ草加」の穀倉地帯からやがて近代的な工業都市・文教都市として変貌してきました。
旧日光街道の松並木は今も往時の面影を残しながら遊歩道として整備され、「草加せんべい発祥の地碑」のあるおせん公園なども散策することができます。また、再開発によって整備された草加駅東口には煎餅を焼く「おせんさん」や煎餅を食べる「アコちゃん」のモニュメントがあり、訪れる人々をなごませてくれます。